核のごみ処分場に揺れる北海道・寿都町【報道特集】を引用

こんにちは、Koduck です。

 

世界中で高レベル放射能廃棄物の処分について
国際原子力機関(IAEA)が国際条約で
放射性廃棄物は発生した国が処分すべきと示しており

日本でも国内で処分することを前提に
最終処分場を探している取組みをしているよね

そんな中、TBS系列番組【報道特集】が
北海道にある寿都町に焦点を当てて特集していたので

一緒に考えてみたいと思います。

 

1 放射能廃棄物処分場

約21分の特集報道になりますがご覧ください。

寿都町の片岡町長の発言から始まります

「寿都は刺激策として一番先に手をあげて(交付金)90憶をゲットすれば
これで私の寿都町の使命は終わり 最後まで行くつもりはありません」

『冒頭の説明から始まる説明では交付金の90億円が目当てのような印象を与えられ、最終処分場が運営される頃には片岡町長の人生では最終的な判断を見届けられないので投げやりな印象を与えられますが

詳しく説明の段階に進みますと

最終処分場を選ぶプロセスは3段階ありました。』

文献調査:2年間の地殻調査を文献上で調べ、20億円の交付金が支給
概要調査:4年間のボーリング調査をする事で70億円の交付金が支給
精密検査:14年間、坑道を掘って調査するが交付金金額は未定
最終決定

『片岡町長は調査だけ(文献調査、概要調査)でも90億円の交付金が支給され、放射性廃棄物最終処分場として決定するとは限らない

または、精密検査には調査段階を通過した地域のみ権利を獲得することが出来ることを念頭に、最終処分場誘致ありきで決断している訳ではない。と言いたいのでしょう…』

しかし最終処分場は〝核のごみ〟のトイレに例えられます。
「私は寿都町をトイレにしようなんて
今 言ってるわけじゃなんです。
皆さん 寿都に処分場が来るんだということを
ちょっと頭から覗いていただきたい」

3時間を超える議論は平行線だった。

『人体に影響がなくなるまで約10万年もの経過が必要な放射性廃棄物を自然と観光を産業にして生活を生業にしている地元住民には、日本の全ての負の遺産を引き取るには納得はいかないでしょうね』

 

「だから 総合商社なんですよ、総合商社
これからの行政というのは国に与えられたものだけではやっていけません
特に うちみたいな小さな町は本当に どうやってこの地域で稼ぐか」

片岡町長が始めた全国発の村営風力発電事業
風力で得た発電収入は年間7.5億円
町税収入の2憶円を大きく上回る

寿都町の人口推移は町予測で
2020年 2891人
2060年 1862人
と40年で1,000人減少する予測

財政収支は3年後から電力の買取価格が半額以下になり
5年後からは大幅な財源不足に陥る可能性がある

文献調査を受け入れれば20億円の交付金が転がり込む
机の上で検証するだけの調査をためらう理由がなかったと言う。

「文献調査と言ったって
たった2年でどこまで分かります? やっぱり、概要調査までいってボーリングして、ある程度の地層っていうことが確認されないと次の議論ってできないでしょうって
日本全体で可能性のあるところで皆さんやろう…単純なことですよ」

そんな中、寿都町から北東へ40km 北海道電力・泊原子力発電所に隣接する神恵内村でも文献調査への動きが明らかになった。

寿都町町民が「核のごみ」を知るためにと講演会を企画

その講師は小泉純一郎元総理だ

「いま(寿都町)町の中も分断が ちょっとずつ始まっている状態です。
(そんな中)世界で見てこられた 核に対する考え方を ぜひ住民に教えてください」

「日本は今、どこも原発の処分場がない。政府は原発を進めているけどね
あてがないんです。

こういう状況だから増やしちゃあいけない、再稼働させてはいけない
(原発)ゼロに舵をきるべきだと、私は言っているんだけれども

まだ原発推進論者の話を聞いていると、再稼働させていますよね」

『郵政民営化では、いろいろな評価が十数年経ってからされていますが
脱原発も政策に掲げたところ原発推進論者に妨げられたのを思い出しました。』

 

国が3年前…

処分場の適地を示す〝科学的特性マップ〟を公表。寿都町の大部分は、最適地とされる

 

しかし、ある研究者は(北海道大学大学院・小野有五名誉教授)
寿都町周辺には活断層帯があると警告する

「最近の研究で、非常に活発な活断層があることが明らかになっている
寿都町という場所は活断層という意味から見ると、全く地層処分には不適である」

 

『科学的特性マップの根拠を知りたいですね
東日本大震災で津波被災した福島第一原子力発電所や活断層上に建設してしまった(後の調査で判明した)新潟柏崎刈羽原子力発電所も津波や地震に科学的な根拠が疑われるところだと思っているからです。』

 

北海道は「核のごみ」をめぐり揺れた歴史がある
北海道北部、幌延町の深地層研究センター

この場所が「核のごみ」最終処分場として候補にあがったのは40年前のことだ

激しい論争が起きたが、国は地元の反発をかわし「核のごみ」最終処分研究施設として建設を優先させた

その際、道が歯止めとして制定したのが
放射性廃棄物の持ち込みを受け入れ難いとする〝核抜き条例〟だった。

この条例を根拠に北海道の鈴木直道知事が寿都町の説得に動いた。
(説得、中略)

「慎重に皆さんで ご議論をいただいて 結論を出していただきたい
中退にならないというのは(最終処分)まで行っちゃうということですか?」

「私はそこまで行くべきだと思っていますよ、個人的には
私は(最終処分のプロセス段階では)死んでいますよ、たぶん
今の若い人たちが責任をもって 前にすすむか進まないか(判断する)実力をつけてください」

 

町議会は賛成4 反対4 で割れ議長の賛成票で(文献調査)応募が決まった。

(片岡)町長は住民の声を聞くことなく、議会の議決のみで決断を下した。

「(賛否の声)両方出しちゃうと、いままで住民が仲良く暮らしてきた町に
分断がおきるんじゃあないかと…その前に私は早く判断をさせていただきたいなと」

その後、寿都町議会は住民投票条例案も否決(寿都町では)国内初の文献調査が開始された。

 

『政治とは未来の人類のために分岐で判断しないといけないので、時代の風潮で意見が変わりやすい民意をすべて取り入れる事は有り得ないでしょうが、独裁的な主導に間違いがないとも言い切れないので怖い側面も歪めませんよね』

 

最後に「核のごみ」受け入れ反対の代表として

「お金は何のためにといったら、何か町民のためと言うよりは
自分たちの不都合のために穴埋めするような お金しか感じられない」

と締めくくっています。

 

2 まとめ

福島第1原発の災害被害に遭われた方で未だ帰宅できない住民も多くいます。

人口と世界経済が集中している東京へ電力を供給するために福島の人たちに大きな負担をかけていたことが問題になりました。

その裏では原子力村と呼ばれ、産・官・学の特定な村社会的社会集団に多大な恩恵が長期間に渡り与えられ批判もあることは事実です。

 

Koduck が強く願うのは
金銭面での憂いより、地震大国である日本において
歴史的な地震や津波の形跡や現代の科学をもってすれば、後世の子孫に迷惑がかからない万全の対策を「国策」として

ちゃんとやってください。

 

最後まで、お読みいただきありがとうございました。

 

 

作成者: koduck366

シニア世代の自由を求めたポンコツオヤジ

2件のフィードバック

  1. 地球温暖化(2酸化炭素)問題の観点から原子力発電は欠かせないのでしょうね。
    クリーンエネルギーとしてこれからも電気の消費は増えるだろうから脱原発は無理だろうな。
    高速増殖炉の開発も金掛かり過ぎだから諦めちゃったし。

    処分場は良いと思います。
    もし決定ならかなりの金が町に落ちますから住民の生活もガラリと変わります。
    大きな港が作られ道路は整備され、娯楽保養施設も作ってくれるし、多分電気代はタダに
    こちらにも原発が2基ありますがそこの地元の潤ってる事(今は活断層の問題で止まってます)

    原発は怖いけど、処分場は地下深くに保管する訳だし
    作業は全て機械で人が入る事も無いようだし
    悪くない話だと思いますけど

    いいね

    1. Goodpowerさんへ
      人間が原子力を制御するのは到底無理な話でしょうが
      世界一になったスパコン「富岳」などをはじめ
      人間の生活向上に膨大なエネルギーを今後も追及して
      いかないといけないんでしょうね~
      電力を作るのに原発だけではないけど、環境も考えて
      クリーンな発電方法は難しい課題です。

      数十年の年月もすごいけど、10万年も人類の時計では
      長いはなしに驚きますよw

      いいね

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