スーパーカブ(JA10・JA44) タイヤ交換【超初心者向け】マニュアル

こんにちは、Koduck です。

スーパーカブのタイヤ交換を【超初心者向け】に記事書きました。
参考にしてください。

Koduck は専門教育・技能を受けた訳でもなく
他の参考資料、今までの失敗経験から注意点を中心にした独自マニュアルです。

ご自分で作業される場合は、あくまでも自己責任であることをご理解ください。

タイヤ交換の目安

タイヤ中心の溝に「スリップサイン」という目印があります。

新品タイヤの時には現れていないサインですが、走行した摩耗により限界値をお知らせする目印が表れてきたら交換時期になります。

中央溝の一部分が突出してきたら、そろそろ交換をお勧めします。
中央の溝が全て消えてしまっては「危険」です。

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カブに必要な工具

①ラケットレンチ(あれば便利)
②ラジオペンチ(異物除去にも使用)
③コンビレンチ 19mm
④コンビレンチ 14mm
⑤コンビレンチ 12mm
⑥コンビレンチ 10mm
⑦ムシ回し
⑧ビートワックス
⑨タイヤレバー
(足踏み式)空気入れ/タイヤチューブ タイヤレバー(自転車用)

過去記事に同じような内容もあります。
Koduck が実践しているタイヤ交換とオイル交換を覚えて、お小遣い節約術

カブのタイヤ交換

koduck が、特にこだわるポイントを【Kポイント】と記してあります。

1 タイヤのビートを柔らかくしましょう【Kポイント】

大切な新品タイヤを容赦なく上下につぶして、ビート(ホイールと結合される部分)を柔らかくしておくと作業が楽になります。

2 タイヤからリヤホイールをはずします

センタースタンドで作業します。
センタースタンドに台座を置くとタイヤが取外し易くなります。

2-1 (画像A-1)
リアドラムブレーキとトルクリンクを固定しているナット(12mm)を外します。
【重要1】割りピン(スナップピン)をラジオペンチで外し
ナット、ボルト、ゴムワッシャー、ワッシャーを取り外します。

2-2(画像A-2)
リアブレーキロッドを留めているアジャスターナットを左回転で外します。
面倒ならスプリングまで外しておきましょう。

2-3
チェーンカバーを取り外しましょう。
ボルトは10mm。

4か所あります。
【重要2】取付けには手で締めて、軽く脱落しない程度に工具で増す締めしてください。
簡単にネジが切れてしまう一番デリケートなボルトです。【Kポイント】

2-4
チェーンの遊び調整するチェーンアジャスター(左右)を緩めます。12mmと10mm
ダブルナットという方式です。外ナットを緩めれば内ナットは簡単に緩みます。

左右にあります、簡単に外ナットが脱落しますので普段から気を付けてください。

2-5
リアホイールを貫通しているシャフトを引き抜きます。

ネジは「の」の字に締まるです。
チェーン側ボルトは14mm
マフラー側ナットは19mm

シャフトを(マフラーと反対側へ)引き抜くと、

この記事では黒〇の部品をスペーサー中と仮名しています。

この記事ではスペーサー右と仮名してます。

簡単にタイヤが脱落します。チェーンはスイングアームに引っ掛けておきます。

地面にチェーンを接地させて異物が付着しないよう、気を付けてください。

シャフトを抜くときはタイヤの下に足を入れて、水平に抜くのがコツです。

左からシャフト、左スペーサー、ドリブンフランジ(スペーサー中)、ホイール一体、ブレーキ一パネル、右スペーサー、ナットで構成されています。(画像D
注:画像Dの黒〇部品(スペーサー中)は後程、説明します。

3 タイヤの取外し

予めタイヤ空気を抜いておくと、フェンダーに空間が生まれ取外しやすくなります。
センタースタンド下に台座を置くことで地面からの空間を作る方法もありますが、基本的に斜めに引き抜くことが出来ます。

作業するときホイールの下を養生して、ホイールが傷つかない対策出来れば万全です。

指が入るようでしたら、チューブの感触を感じながらタイヤレバーでチューブを傷めないようにタイヤ全体の 1/3ぐらいまで同じ作業を繰り返します。

①ムシ回しでエアバルブを外し、空気を抜く。
エアバルブのロックナットを外す
タイヤレバーをタイヤチューブを傷つけないように注意しながら、差し込む

【Kポイント】自転車用タイヤレバー(100均で購入可能)をスポークに一か所固定して、ビートを次々に外していきます。

あくまでもタイヤレバーの使用は最低限におさえます。
④タイヤ1/3ほどビートが外せれば力業で残りのビートを外すことで、タイヤチューブに穴をあける失敗を防げます。

⑤片側だけビートから外した状態のタイヤからバルブを押し込み、タイヤチューブを丁寧に引き抜きます。

この時もチューブを傷つけないように
細心の注意で作業します。

【Kポイント】いったん取り抜いたタイヤチューブは完全に空気を抜いて、エアバルブを装着し、真空に近い状態でタイヤに戻す工夫をしています。

(新品タイヤチューブ交換ならば、なおさら安心して次の作業に進めます。)

⑥反対側のビートも同一方向に外しますが、タイヤレバーを使わず力業で取り外すことが出来るので頑張ってください。

4 ホイールにタイヤ装着

ビートワックスをビートの淵にタップリ塗り付けます。
【Kポイント】商売に使うならば最低限の使用量で使用回数を増やす考えもあるでしょうが、一個人がタイヤ交換する頻度は多くないはず。古くなって腐らせるよりタップリと塗っちゃいましょう!

ホイールを下にタイヤを上から被せて一方のビートをはめていきます。

タイヤチューブを入れていきましょう。

エアーバルブを最初に挿入させて軽くロックナットを取り付けます。
(実は一番大変な作業になります。特にビートの硬いタイヤは指が入らないので苦戦すること必至です)

タイヤの種類によってはエアーバルブを位置づけるマークがあります。

注意:タイヤによっては転がり前後の指定があります。サイドウォールに印があるタイヤもあるので注意して間違いない方向で装着します。

ここで、しっかりタイヤチューブを中に押し込んでから作業をしないと、作業後にパンクしていたなんて酷い目になります。

タイヤチューブの再利用には完全に空気を抜いてから作業がお勧めです。

タイヤチューブを完全に押し込んでから作業をしないとパンクを誘発します。

【Kポイント】タイヤチューブを押し込んだら、軽く空気を注入します。タイヤを取付けの際にタイヤレバーでタイヤチューブに穴を開けてしまうのを避けるためです。
面倒ですがタイヤにタイヤチューブが行き渡ったら、また空気を抜いて作業します。

空気バルブの位置からタイヤにビートをはめていきます。
バルブが垂直に出ているか確認してから全体のビートをはめていきましょう。

体重を両ひざに載せて、両手でビートをはめていきます。
残り1/4ぐらいになって、はめるのが難しくなったらタイヤレバーを使用します。
注意:タイヤレバーでタイヤチューブに穴をあけない細心の注意が必要です。

画像のタイヤは冬用タイヤで柔らかいビートなので、タイヤレバー使用なくはめられました。

空気を入れて終了です。タイヤを取り付けてから空気を入れても作業としては楽です。

空気が満充填された状態でビートが均等にはまっているか確認します。
均等にはまっていないときは、タイヤを地面に叩きつけることで微調整が効きます。

修正が効かなくビートが均等にはまっていない時は再度、空気を抜いて調整しましょう。
(特にバルブ位置のところを注意して下さい)

ドラムシューのブレーキダストをブレーキクリーナーで清掃して、今回はハブダンパーも交換しました。

ハブダンパーが劣化硬化するとパワーが動輪に遅れて伝達し、乗り心地が悪くなるので定期的な交換がお勧めです。

カブにタイヤ装着

逆の順序でタイヤを装着していきます。

シャフトを挿入するときにホイールの中に謎の(笑)カラーが中心にあり、ときどき邪魔をします。

また画像Dにある黒〇で示したスペーサー中(キノコの形)もドリブンスフランジから脱落している時が多々ありますので忘れずに組み込みましょう。

Dの一体を組み込んだら、タイヤの下に足を入れて高さ調整しながらシャフトを挿入します。
この時、チェーンアジャスターも忘れずに組み込んで下さい。

よくある失敗がチェーンをかけ忘れる。あるあるです。

シャフトにチェーンアジャスター(向きがあります)、左スペーサー、ドリブンスフランジ(スペーサー中)、ブレーキ一パネル、右スペーサーの順で外にチェーンアジャスター(向きがあります)にナットの順番で締めて終了。

ナットの締め付けトルクは59N・mです。(Koduck は手トルクです)

次に (画像A-1) リアドラムブレーキとトルクリンクを固定しているナットを取付け。
割りピン(スナップピン)を差し込む穴を上に、スポークの広いところからボルト頭を六角の窪みに合わせて内側からボルトを挿入します。

一番重要な作業です。

シャフトを締付ける前に固定しないと2度手間になります。

【Kポイント】【重要2】割りピン(スナップピン)も絶対に忘れず差し込んで下さい。
小さな部品ですが、挿し忘れるとブレーキに甚大な損害を与える可能性もあります。

軽くシャフトを締めてから、チェーンアジャスターでチェーンの張りを調整します。

チェーン調整は別に説明を検索してください。ここでは割愛します。

画像A-2 のリアブレーキロッドが入らないときは右手でリアブレーキを押し下げれば簡単に入れられます。

リアタイヤを手で回転させて、気持ちよく、中心がブレることなく回転していれば終了です。

手慣れた人で作業時間30分~
Koduck で~60分(一服×2本込み)

90分以内に作業出来れば十分でしょう(笑)

各部、再度増す締めをしながら確認して終了です。
リアブレーキを開放しています。必ずテスト走行して確認を忘れずに。

最後まで、お読みいただきありがとうございました。

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