こんにちは、Koduck です。
愛知県県知事リコール運動にまで発展した原因の
あいちトリエンナーレが2022年の開催を目指し
新しい組織体制のもとで
芸術祭の名称変更の検討、新会長、新監督が選任されたているのが話題になっているのを知っていますか?
もくじ
1 あいちトリエンナーレ 名称変更(検討)
2010年から3年ごとに
これまで4回開催されてきた「あいちトリエンナーレ」が
実績は継承されるものの
2022年の開催を新しい組織体制のもとに
「新・国際芸術祭」(仮称)へと変更を検討しています。
やっと4回開催されて実績を積み上げてきた芸術祭ですが
2019年の企画展「表現の不自由展・その後」が
一時中断に追い込まれた経緯もあった事実はありますが
組織、名称変更まで検討するのは何が理由でしょうか?
2 あいちトリエンナーレ 新会長
大手ゼネコンの大林組、大林剛郎会長が
「新・国際芸術祭(仮称)」の組織員会会長へ就任しました。
大林組は関西経済同友会代表幹事の大阪の会社
創業家出身で4代目当主でもあり
私の記憶するところでは日本卓球連盟会長として
卓球会では世界と渡り歩ける環境を整えるのに尽力した方と記憶しています。
「芸術祭は、私たちと同じ時代を生きるアーティストが、その地域の歴史・文化をどういった視点からとらえ、どのように発想し、どういったかたちで現代アートとして表現するのかといった過程をリアルタイムで感じ、体験できる絶好の機会です。」
引用元;新・国際芸術祭
関西の会社が愛知県との繋がりは 分かりません。
地域の歴史・文化の視点、と文言に入れてあるところから
愛知 大きな視点から日本も含めた意義を意識しているのは、感じ取れました。
歴史ある一族経営の当主に期待してみましょう。
3 あいちトリエンナーレ 片岡真実新監督
「表現の不自由展・その後」の芸術監督、津田大介氏から
2022年「新・国際芸術祭(仮称)」の新監督に
森美術館館長の片岡真実氏を起用されることが発表されました。
片岡氏は名古屋市出身
海外の複数の国際芸術祭で監督を歴任し
森美術館館長のほか国際美術会議会長も務めています。
片岡真実氏は「美術手帖」のインタビューの中で
「政治の世界ではイデオロギーの戦いになり、経済の世界でも数値化された競争社会になる。美術館や現代美術の世界には差異による優劣はない(質の優劣はある)。多様な価値観に出会い、相互にリスペクトできる場でありたいと考えています。」
「(館長になりたいというビジョンに)自分がどうなるかということより、『世界がどう変わるか』『不条理なことがどうしたら良くなるのか』ということに関心が向く。ですから、意思決定のできるポジションにいる方が状況は変えやすい、という意味ではありがたいです。」
と語っています。
森美術館館長に就任された時のインタビューでは
「(他のアジア諸国の)民主化以降に生まれた人たちは、自分たちの国への問題意識がすごく高い。過去の歴史についても学び、それを踏まえた未来をどう作るのかを、若者がよくよく考えているな。
そういう意味でも、日本はアジア太平洋地域への加害者としての経緯も含めて、歴史的なリテラシーを強化していかないといけない。」
なぜか政治を色濃く関連付けて思考する人物のようですね
これ以上は書きませんが
新組織に改選した理由を踏まえ
同じ轍を踏むことなく
大衆の生活向上へ寄与する芸術を発表してもらいたいですね。
4 まとめ
芸術とは何か?
ウィキペディアでは
「表現者あるいは表現物と、鑑賞者が相互に作用し合うことなどで、精神的・感覚的な変動を得ようとする活動」と冒頭で説明しています。
タブーとされて表現や議論すら避けていた事象でも
芸術の力で新しい発見、気づきが見つけられれば「感動」につながるのでしょうが
「自由」な活動のなかに於いて
自己満足欲だけを開放する事に最近、飽き飽きしているのは Koduck だけでしょうか?
自由でありたいなら、正しい倫理観と高い道徳観を持ち備えて頂きたいと希望します。
最後まで、お読みいただきありがとうございました。
同感です。
自由をはき違えて何でもありといいった考えはどうかと思います。
芸術とは感動や安らぎ喜びを与えるもので、時として悲しみや怒りといったものもあるでしょうが
不快感は違うと思います。
崇めているものを侮辱されたり、反日感情の押し付けはいい気がしませんからね。