jこんにちは、Koduck です。
Nike のテレビCM が賛否両論で炎上しているのを知っているかな?
Nike の公式サイトやYouTubeには
動かしつづける。自分を。未来を。
のキャッチフレーズと
アスリートのリアルな実体験に基づいたストーリー。
3人のサッカー少女が、スポーツを通して自信を深め、
自分達の未来を動かしつづける。
と表記して
いまCM動画に対して
・感動した
・いいCMだった
・不愉快
・日本人の多くが差別をしているかのような印象操作
と賛否両論に分かれて炎上しています。
まずはCM動画をご覧ください。
もくじ
1 Nike CM
約2分ほどの短い動画の中に
3人の女性の人生を紹介しています。
大きなテーマが「差別」と「いじめ」
そこには女性であってサッカーをする
昔の時代であれば
「女のくせに」の女性差別も含まれています。
途中の画像に
スマホで検索する
「現代の在日問題を考察する」
とはっきり読み取れる画像が出てきます。
違和感と不安が交錯する瞬間
なぜ政治色が?CM に必要なのかと
疑問を持った方には「差別」が頭をよぎってきますよね
韓国民族衣装と「私浮いている?」のセリフ
大阪なおみ選手を想い出す
肌の黒い女の子が周囲と違う見た目から
囲まれて「いじめ」を想像させられるイメージショット
最後には
努力でスポーツで自分を見つけた…
美談から Nike のCM戦略で終わる。
が簡単に説明としておきます。
2 Nike CM制作会社
Nike は世界規模での企業なのは周知の事実ですよね
そんなNike のCMを作製したのは
世界で活躍するクリエイティブ集団
株式会社ライゾマティクス だと思われます。
代表取締役の齋藤精一氏は
「3ヶ月で廃棄される広告、
いつまでも鑑賞されるアート。
この2つを両立させたい」と
考え設立した会社です。
普通の感覚を持った
世界を知っているクリエイターに思えました。
3 Nike 「差別」「いじめ」
注目するべきところは
「…リアルな実体験に基づいたストーリー」
としているので
3人の少女が存在している事は否定しませんが
在日、肌の違い、周囲と違う考えなどが
クローズアップされ
日本人には「差別」「いじめ」の問題として敏感に反応してしまっているのでしょう。
スポーツ(それ以外でもいい)で「克服」して
自分の潜在能力を発揮することで、新しい世界を切り拓けると
Nike は宣伝に使いましたけど、、、
日本人は親和的であり、周囲と同調を好む民族であるとは思いますが
子供に限らず、人間は誰しもが
自分は何者? 何ができる?
と自問しながら成長を止めず
「差別」「いじめ」があるから
新しい自分を見つけられた⁉︎
と異色を気にする3人の女の子だけを特別扱いする
のは、普通の人たちを逆に「差別」している様にしか思えません。
サッカー以外でも
努力して「得意」を増幅させることが幸せだと感じます。
日本には「差別」「いじめ」が他国に比べれば深刻度は浅いのかも知れませんが、動物として存在を消すことは絶対にありません。
子供のみならず
大人になっても差別は違う形でも存在し
いじめは教養で封じ込めていることなのかな?
いじめの数の度合いより、いじめ個々の質の方が問題にしたいけど
ここでは結びつけない方が賢明ですよね
4 Nike 戦略とマーケティング
Koduck は専門家ではありませんが
Nike は同じ様なCM戦略を過去に行った確信犯です。
デリケートなテーマで人中を刺激し
Nikeファンを増幅させることの反面
不買運動層が生まれるのを承知で
広告費以上の効果を狙っていたのですね
感動し刺激を求める若輩層がカスタマーターゲットであり
政治色と結びつける革靴を履いた人たちには話題だけを提供する。
3ヶ月で批判も忘れてしまう
日本の社会構造も織り込み済みならば
強かな企業ですよね。
最後まで、お読みいただきありがとうございました。
そうそこなんですよ、差別といじめの質が問題。
そこに触れないの?