コロナ禍で見返す、ホスピタルアートの存在と差別化

こんにちは、Koduck です。

コロナ禍で入院患者の面会にも制限があって

家族ですら容易に見舞いにいけない状況は辛いですよね

入院患者本人も無機質な患者部屋では治療どころか、無気力に陥りやすいですよ

前の記事、中国初、防護服の入国とファッションリーダーを書いていて
入院患者や過酷な現場で勤務する病院職員の心理的サーポートとか心配になりました。

そんな中、病院に芸術を取り入れている病院が数多く増えていたので紹介しますね

 病院に芸術を

【Beyond Health】は

医療や介護の現場に絵画・写真作品・音楽・ダンスといった芸術を導入する「ホスピタルアート」が広がりを見せている。一歩先んじる英国では、音楽療法により認知症患者の興奮を鎮めた結果、薬物の投与を削減できたという調査結果も出ている(英The Culture, Health and Wellbeing Allianceの報告書『Creative Health: the Arts for Health And Wellbeing July 2017』より)。

と伝えています。

Beyond Health とは日経BPが2019年に健康・医療分野でイノベーションを起こしたい人に向けて最新情報を発信するWebサイトのことです。

芸術と一括りしても

絵画などの美術、音楽、演劇等に
写真、工芸、文芸、園芸、建築、デザインに
パフォーミングアート、伝統芸能など

プロやアマチュア
ボランティアや職員とジャンルも幅広いですね

香川小児病院の大クスの壁画が完成 – アーツプロジェクト|ホスピタルアートの提案

出典:香川小児病院

病院という公共空間に絵画などの芸術作品を通じて
心を穏やかに、豊かにすることを目的に人間の尊厳を大事にする活動のことを「ホスピタルアート」と言います。

先進国のスェーデンでは通称「1%ルール」という法律があり

公共建築の全体予算の1%以上をアートに充てることが義務付けられていて、病院も対象になっています。

この法律は1937年に導入されているので実に80年近くも実績があるんですね

日本でも2016年 NHKの特集で
四国に先駆けてホスピタルアートを行っている病院を紹介していました。

四国こどもおとなの医療センター

待合室か受付前の風景でしょうか?

和紙を透きこませた柔らかい照明に、壁には絵画も見えますね

不特定多数の人々が行き交う大型の総合病院では施工と管理が難しいでしょうが

病院は特有の緊張が伴う場

視覚的に病人姿の人が移動していたり、不安な気持ちを隠せない気持ちで診療の順番を同じ時間待つ集団の待合場所

聴覚的にも気づかないところで刺激がたくさんあります。

隣近所で病気の会話をする人、呼び出しをする職員の声、人や物が移動する際に発する雑音など

肉体的な治療だけではなく

脳が受け取る感覚的な疲弊感や緊張感を

建築、美術品、パフォーミングアート、音楽…

和らげる目的で芸術を取り入れている病院が増えています。

まとめ

余談になりますが

享年105歳まで生涯現役の医師として活躍されていた

聖路加国際病院の日野原重明名誉病院院長が

聖路加病院を改築する際、広大なロビーの設計図に周囲の理事たちは収益の面からも縮小するように発言があったときに

東京大空襲を経験した日野原院長(当時)が大災害のような事態の時にも対応できる病院の建築を提案し、今の豪華な大理石つくりのロビーが存在しています。

壁には絵画が展示され、壁の中には酸素吸入の配管が張り巡らされ

あのサリン事件の時に600人以上の患者を収容できたのは

病院とは辛い治療や機能だけを追求するのではなく

病院とは人間に「心地よさ」と「安心」をプライスレスでも提供する空間を準備していくことの使命があることを知っていたんですね

これからの医療機関が必要とする条件になると思います。

おしゃれな防護服か…

できれば見たくはないなぁ~w

最後まで、お読みいただきありがとうございました。

BLOG RANKINGに参加しています

カエルさんを押してね!
にほんブログ村 ニュースブログ トレンドニュースへ
にほんブログ村
しおりトレンドニュース - にほんブログ村

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。