こんにちは、Koduck です。
暦の上では来週、大寒を迎えようとしていますが
今 中国では電力不足による電力使用制限が行われ
氷点下の真冬で深刻な状況にあるようです。
何が原因か、日本に影響する問題は何かを考えてみます。
もくじ
1 中国 大停電
12月21日未明に、中国・広東省の広州、東莞、深圳、仏山、珠海などの都市で予告なく1時間ほど停電した。一部ではウォーターポンプの電源が切れたため水道が止まり、通信基地局も停電したのでスマートフォンやインターネットもつながらなくなった。病院や養老院、学校の宿舎などが深刻な影響を受けたという。
公式発表では「送電線の故障」ということだが、ちょうど浙江省、湖南省、江西省の発展改革委員会当局が「電力制限」政策を通知したばかりだったことから、本当の原因は故障ではなく、広東でも電力使用制限を導入しようとしており、その導入前に反応を見るためではないか、という見方もあった。
引用元:JBpress
ネット上では様々な停電の憶測が飛び交っていますが
現実に起こっていることは
1月に入り 氷点下40℃を記録した地域もある中を暖房器具が使えない生活を余儀なくされて、生死に関わる生活をしている庶民が大勢いること。
多くのインフラが制限、停止してしまっていること。
原因として中国が 火力発電用石炭を輸出しているオーストラリアの間で
コロナ発生原因追及を巡る紛争から、中国側がオーストラリア製品の輸入禁止もしくは規制を中国政策として進められている中に石炭が含まれていて、発電量が減少したことともされています。
細かい数字は省略しますが
その結果、厳寒と衛生悪化生活の中 新型コロナが再び流行の兆しを見せているとも…
2 中国 電力事情
世界一の発電量を誇る中国
おおまかに全国発電設備容量の約2/3を火力発電、約1/4を水力発電が産出し
若干を太陽光や風力発電だと思ってください。
(全発電量の約2/3を産業で使用すると単純計算して)
こうした状況の中
自然エネルギー発電力を順調に増やしている傾向(原子力は増減なし)がありますが
2020年の発電電力量の火力電力が大幅に減少している傍ら
出典:中国電力連合会 2020年1-3月、前年同月比
水力発電の -20.6TWhにも注目してください。
2020年の洪水被害が影響していると観測できますよね。
3 日本 影響
一部の情報では開戦準備の為に計画停電を起こしていると怖い噂も流れています。
それとも米国大統領選挙で…とか
Koduck が思いついたのがスパコン(スーパーコンピューター)で使用する電力量
最新の世界スパコン性能ランキングでは日本の「富岳」が一位獲得しているのはご存知だと思いますが、
中国はスパコン設置台数世界一(226/約500台)だそうです。
スパコン1台で家庭電力、30,000世帯分の電力が必要だとも、、
いえ、気になったので調べただけなので
特に意味がありません。
あとね
想像できるのは日本自動車産業が、世界の新車約30%を占める市場において電気自動車の中国展開に、二の足を踏むのは契約、規制、技術的な問題以外に
政局事情で安定しない電力供給されてはインフラに不安しかないと計算するのは、営利だけでなく安心も売りにする日本企業ならではないでしょうか?
出典:Response.jp
産業へ電力を安定供給することが出来ないことがわかったことと
安心して暮らせない電力事情の国は他にもあります。(日本が特別だと言う人もいます)
4 まとめ
コロナ禍で日本も経済が停滞しているところ
なんとなく空気が澄んでいると感じるのは Koduck の気のせいでしょうか?
そんな折に尋常でない寒さを凌ぐために
大量の焚き火で暖をとってPM2.5を大量発生させてくれては
なんとも迷惑な話ではありませんか?
コロナ禍でボッチキャンプを計画し、焚き火を楽しもうかと思っているKoduck が言える立場ではありませんけどw
最期まで、お読みいただきありがとうございました。