こんにちは、Koduck です。
2月8日に開幕される「全豪オープンテニス」に
出場予定の選手に悲劇があった事件をお届けします。
もくじ
1 全豪オープンテニス
2月8日に開幕される「全豪オープン」に向けて
選手たちは2週間の隔離が義務付けられており、その間、制限付きで認められている屋外コートでの練習以外では、ホテルの部屋から出ることはできない。またオーストラリアへ移動する飛行機の同乗者の一部が、後の検査で新型コロナウイルス陽性と確認された影響で、47人の選手は屋外での練習も不可になった。
現地のホテルで隔離中の女子テニス世界28位の ユリア・プティンセバ(カザフスタン)選手の部屋に、招かざる客が現れました。
ホテルの部屋で隔離中のプティンセバは、Twitterに動画を投稿。動画には、本人以外は入ることが許されない部屋に、なんとネズミが侵入して歩き回っている様子が映されている。
引用元:THE TENNIS DAILY
宿泊先ホテルにネズミの珍客が現れて大騒ぎしています。
ご本人の動画もありますので、ご覧ください。
Been trying to change the room for a 2 hours already ! And no one came to help due to quarantine situation🤦🏼♀️ pic.twitter.com/LAowgWqw58
— Yulia Putintseva (@PutintsevaYulia) January 16, 2021
テニスプロ選手のサーブ平均時速は180~200kmにも及ぶとされています。
それを打ち返すには、相当の動体視力が鍛えられているはずです
が、世界28位のユリア・プティンセバ選手はネズミさんの動きに全くついていけていないのには笑えますね。。
対戦前から精神力で負けているのが、わかります。
彼女は「もう2時間も部屋を変えてもらおうとしているの!でも隔離中だから誰も助けに来てくれない」と綴り、続けてWTA(女子テニス協会)と「全豪オープン」、テニスオーストラリア(オーストラリアテニス協会)のTwitterアカウントへリプライを飛ばし、助けを求めている。
1月7日に26歳の誕生日を迎えたばかりのユリア・プティンセバ選手には、どんな上位選手よりも手強い相手と忘れられない贈り物になったはずでしょう。
また、ネズミ 小っちゃ!
2 ホテル隔離対応
隔離中だから誰も助けに来てくれない?
部屋を変えて欲しいと要望しているのに、対応してくれない?
何故なのか、調べていました。
世界、全豪オープン指定ホテルと隔離・汚染リスクの対応が異なるかも知れませんが、日本の旅館・ホテルに厚生労働省がコロナ対策に指針した考え方、指導は(簡易マニュアル参照)
・エリア分類
建物単位またはフロア単位での借り上げを行う。(感染領域と非感染領域との区分けをする)
生活支援職員が感染領域に立入るときは、手袋・サージカルマスク・眼の防護具着用
基本的に滞在者が個室から外に出ることを禁止。もしくは打合せした時間のみ外部接触をしない配慮がされていることが必要。
・換気、動線
生活支援等の対応を行う職員の居室、事務局用も確保し、宿泊者等と動線が分かれる位置にあることや換気状況等に配慮する。
ホテル個室の換気は廊下から室内、そして基本的にトイレの排気口へと空気が循環する設備のために空気感染の心配が少ない。室内循環においてもフィルターを通して循環された空気が戻るため心配が少ないとされていますが、古い設備の旅館・ホテルではフィルターが吸着する微粒子の能力が低いところ、劣化しているところも考えられます。
窓がある旅館などでは外気換気も出来ますが、近年のホテルは窓が開かないので簡単に換気が出来ないのが大変ですね。
・リネン類
指定選択物を取り扱えるクリーニング所に依頼する。
これの意味するところは、リネン類を交換するのは滞在者自身なのでしょう。
また指定された処理方法、新しいリネン類の用意は上記に準ずることと思います。
・利用中の清掃・消毒
食事の提供と同じで、誰も入室が許されていません。
ゴミの排出、使用済み用品などは部屋の外での受け渡しになり、トイレは清掃道具が貸し出されるとの事でした。
なるほどでした。
(PDFでの説明文がほとんどで、調べる作業が大変だったことから簡易的に説明を要約して羅列しています。)
ネズミが出たからと、安易に駆除のため誰も入室することが許されず
部屋を変えて欲しいリクエストにも
借り切りエリアの残個室数にも考慮が必要になるでしょうし
退室した部屋が、すぐに次の利用が可能とも考えられません。
(たぶん入室するのに3~4日の自然滅菌期間、消毒の間は販売が出来ない期間の費用も発生するでしょう)
3 まとめ
かわいい「困った」ニュースから、受入れホテル事情を知りました。
家族と住む近県から都内へ通勤する知り合いが
コロナ禍から一人暮らしを始めました。
家族全員が医療一家の看護婦さんが
やはり同様の理由から一人暮らしを始めました。
コロナ患者受け入れ病院の職員(医師。看護師)なども
家族に感染させる不安が大きいのでは?
もしくは通勤経路での不安、通勤時間の疲労などを考えて
コロナ対策、隔離部屋の確保も大切ですが
医療従事者への近隣宿泊施設の提供も大事なんではないかな?と感想を持ちました。
最後まで、お読みいただきありがとうございました。