最低賃金を引き上げた会社のCEOが「社会主義者」と罵られた結果。

こんにちは、Koduck です。

自らの年収1億円を削って
従業員の最低賃金を引き上げた会社CEOが

「社会主義者」と罵られたけど

6年後に会社の収益が3倍になった

ニュースは読みましたか?

最低賃金を引き上げると「社会主義者」と罵られなければならない理由が疑問に思えたので
調べてみます。

最低賃金引上げ

【HUFFPOST】は

従業員の賃上げで「社会主義者」と罵られたCEO、6年後会社の収益は3倍になっていた

のタイトルで記事の一部を引用してお伝えします。

自分の収入を削って全従業員の最低年収を、7万ドル(約760万円)にします――。

アメリカ西海岸シアトルを拠点するクレジットカード処理会社グラビティ・ペイメンツ、ダン・プライスCEOの2015年の決断はビジネス界に衝撃を与えた。

従業員の最低年収を上げるにあたり、プライスCEOは自分の110万ドル(約1億1000万円)の年収を90%カットした。

収入の不平等を無くすための大きな一歩だと高く評価された一方で、批判も少なくなかった。

(6年前の)Fox(ニュース)の番組出演者たちは「この試みは失敗し、社会主義がうまくいかないということを示すケーススタディになるだろう」「最低賃金は、雇用を喪失させる」「馬鹿げた決断だ」と批判している。

引用元:HUFFPOST

どうして

全従業員の最低年収を引き上げることが

社会主義となり、雇用を喪失させることになるのでしょうか?

よく理解が出来ないので調べてみます。

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思いつくのが…

最低賃金を大幅に引き上げて

経済崩壊した(と噂される)好例に「隣国」が思いつく人がいるんではないでしょうか?

文大統領による
経済低迷から脱却するための

「所得主導成長」政策の結果

企業は、それまでの賃金水準、雇用を

維持できなくなった原因に
法律で決められた最低賃金引上げがあり

倒産する企業が増えてきているのは
今やお伝えするまでもないですよね。

最低賃金を引き上げると
企業としての対応は

1雇用を減らす
2利益が減る
3単価を上げる
4より高い商品に切り替える

などで増えた人件費の穴埋めを考えられます。

文政権の経済政策の特徴は、企業経営者に対して厳しい姿勢をとってきたことにある。文氏は、重要な支持基盤の一つである労働組合などを重視してきた。最低賃金の引き上げや、労働時間の短縮などはその代表的な施策といえる。

2018年に16.4%、2019年に10.9%と大幅に最低賃金は引き上げられ、GDP(国内総生産)がマイナス成長だった2020年の引き上げ率は2.87%だった。文政権は経済運営の効率性を高めることよりも、労働者の取り分を増やすことを重視している。

その結果、韓国では中小企業を中心に企業の経営体力が低下し、雇用が減少した。

引用元: PRESIDENT Online

韓国の就業者の2割を占める自営業者を例に

従業員が従来のように雇えなくなる

解雇が続出

人件費高騰は販売価格に転嫁

客足が減って、倒産。

低賃金だから仕事にありつけていた、特別な職業スキルを持たない人から先に失業に追いやられる現実もありました。

最低賃金が低いから経営が成り立っているような企業は淘汰され、生産性を上げることが重要だ。の考え方もあるようですが

結果、政府は貧しい労働者を救済するために

国民の税金で失業者を救済。

「社会主義」と罵られる原因はコレかな?

そんな簡単な理論でないことは、わかっています…

隣国は市場原理を無視して
労働者スキルの競争原理を底上げするのではなく

支持層である労働者の
最低賃金だけを底上げして

生産性を落としたのが、ひとつの間違いですよね?

政府は富を創り出すことは出来ません。
国民の税金を動かすことだけです。

プライス氏の7万ドル最低年収導入

プライス氏の考え

億万長者になるには「CEOは従業員の1000倍支払われるべきだ」という定義を壊すことに、一部の人たちは脅威に感じたのでしょう。

富を創り出す競争の上に
経営者と労働者の間に収入の格差があるのは誰もが納得するものです。

それでも貴族のような資産を個人が得ることがあっていいのか?
Koduck はプライス氏の考えに同意します。

プライス氏は7万ドルの最低年収を導入してから、会社がどう変わったかを箇条書きで説明しました。

・収益が倍増加
・従業員数は70%増加
・顧客の数は2倍に
・赤ちゃんが生まれたスタッフは10倍に
・70%の従業員が借金を返済
・家を買った従業員は10倍に
・確定拠出年金への支払いが155%増加
・離職率は半分に

他にも

・76%の従業員が、熱心に仕事に取り組んでいる。アメリカ平均の2倍
・顧客離れはアメリカ平均を25%下回った
・オフィスを拡大しそこでも7万ドルの最低年収を導入
・最も給与が高い従業員と低い従業員の差が33倍から4倍に

引用元:
従業員の賃上げで「社会主義者」と罵られたCEO、6年後会社の収益は3倍になっていた

新型コロナで収益が激減、どう乗り切ったか

も面白い記事内容だったので

ぜひご覧ください。

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日本の最低賃金

日本は
世界最大の社会主義国家だと声を荒げる人もいます。

衰退する先進国の代表のように考えられている理由に

先進各国から比較しても
日本の最低賃金は

全国平均 8.5ドル(901円)です。

オーストラリア 12.6ドル(1336円)
ルクセンブルク 12.5ドル(1325円)
フランス    12.1ドル(1283円)

に続いて

韓国、スペイン 8.6ドル(912円)

の下にありました。

OECD(経済協力開発機構)2019年資料
1ドル=106円で換算
(アメリカは複雑なので除く)

単純に国で比較することは間違いもあり
最低賃金を引上げることばかりに注視してもいけない理由があるのが、わかっていますが省略します。

それにしても低い水準だと感じます。

おわりに

かつて

「日本は一億総中流」と
社会全体が格差の少ない

豊かさが良いと信じていた時代がありました。

プライス氏は

「経営者と労働者が協調して賃金格差の問題を解決する」というビジョンから

「現在の所得格差は、世界恐慌時代をはるかに超えるレベルです」と忠告しています。

プライス氏の経営哲学に批判を投げかける人がいました。
Koduck には理解ができない批判だったので、記事にしてみましたが答えが見つけられなかったのが本音です。

経済は難しい…

ただ「日本人は劣化した」と言われないように
怠け者が得をしない世界であることだけを望みます。

最後まで、お読みいただきありがとうございました。

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『最低賃金を引き上げた会社のCEOが「社会主義者」と罵られた結果。』へのコメント

  1. 名前:goodpower 投稿日:2021/04/27(火) 07:54:39 ID:92e77a184 返信

    何ともコメントし難い経営方針。
    赤ちゃんが生まれたら10倍って70万ドルって事?
    これで会社が成り立つって事は、従業員に過剰なノルマを課せるのかな?
    業績、顧客数も上がるし
    ”しっかり働いた分、沢山払うよ”はいいけど、”沢山払ってるからその分働けよ”は嫌だな。

    最後の言葉耳が痛い(苦笑)

    • 名前:koduck366 投稿日:2021/04/29(木) 17:13:46 ID:128d7d764 返信

      Goodpowerさんへ
      たしかに一律、最低賃金を引き上げては
      完全に社会主義者ですよね(しかも高額な、、)

      こんだけ貰っているんだから、ちゃんと仕事しなきゃ
      他の人に美味しい仕事を取られないように頑張らなきゃ
      ってプラス面に作用するならば良い経営でしょうが…

      多少の能力給は差別してあげないと
      本当に働く人はナンチャラの定理で上位10?20?%でしょうから。

      GPさんは余裕があって、富を分け与える性格なの知っていますから心配されなくていいですよ(笑)

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